マトリックス
こんにちは。
スピリットマインド編集部のいづみです。
みなさん、映画は好きですか?
アマゾンプライムやらNetflixやらが普及して、家に居ながらにして定額で映画を見放題という世の中になって、ほんと、ありがたいことですね。
見応えのある映画に出会えた時の、心がビンビン反応して、震える感じは、たまりません。
その手応えを求めて、良さげな映画を探すんだけど、ピンとくるものが見つからず、探し回る時間だけが過ぎてしまうこともあるけど。。。ハハ😁。
たくさんある映画の中で、私が一番、回数を見た映画は、ダントツで、「マトリックス」です。
あれはハマりました。
マトリックスは、3部構成になっていて(最近、4作目が出ましたが、長いこと、3作品のラインナップでしたよね。)、どれも好きなんですが、やっぱり1作目を一番たくさん見てます。
あの映画が1999年に公開された時、キアヌリーブスがリンボーダンスの棒くぐりみたいなポーズで、ぐにゃっと弾丸を避けるシーンが有名になりましたが、あの映画が映画という手段を通して表現していたことは、そんなワンシーンなんて吹っ飛ぶほど、すごいことだと思います。しかも、あのタイミングで‼︎
その後、10年、15年と時が経過して、スピリチュアルの花が世に咲き乱れるようになった時、「あ、これ、マトリックスと一緒のことじゃん!」と思う表現や事柄を、何度、スピリチュアルトークで聞いたことか。
今、こんなふうにスピリットマインド(魂の私)のプロジェクトに関わっていても、「あ、これ、マトリックスでも表現してたな。」というリンクを感じることがあります。
例えば、、、、
映画「マトリックス」の冒頭では、ネオは言いようのない違和感を世界に感じていて、自分が何を探しているのかわからないまま、何かを探し求めています。
この時、ネオは、優良企業にお勤めをしていて、3次元的には何も問題がない暮らしをしていました。だから、別にそれで足りているはずなのに、何かがおかしい。
そして、ハッカーとして裏の顔、”ネオ”となり、その何かを探し回ります。キーワード「マトリックス」を頼りに。
この状態は、以前ブログでお伝えした、”原因不明の不安:2022-02-07「その不安はお祝い事です。」”とリンクするな、と思います。
それとか、、、
ある日、ネオはキーパーソンのモーフィアスとの対面を果たします。
この時、モーフィアスは、言います。
「マトリックスが何か、知りたい?
マトリックスは、どこにでもある。窓の外にも、テレビの中にも、仕事に行くときにも、教会に行くときにも。まさに今、この部屋の中にも。
どういうことかっていうと、知らぬ間に貴方が牢獄に繋がれているっていうこと。
マトリックスが何かを知るには、自分の目で、それが何かをみてみるしかない。誰にもそれが何かを説明することはできない。」
みたいなことを。
この感じも、「スピリットマインド(魂の私)ってどういうこと?」という事を伝える時のエッセンスと通じるな、と思います。
なんやかんやで、ネオは仮想現実から離脱し、プラグを抜いてリアルな世界に身を置きますが、最初は適応するのが大変で、実際の肉体を使った事がなかったため、眼球も筋肉も使う事ができません。
これなんかも、スピリットマインドを日常的に使っていなかった私たちのメタファーのようです。急に使おうとしてもリンクが確立していないから、どうにもならない。
「僕は死んだの?」と治療台みたいな台の上で一時的に意識が戻ったネオはモーフィアスに聞きます。
そしたら、モーフィアスは、言います。
「Far from it.」
私は、英語は素人ですが、このセリフ、「違うよ、本当の意味で生き始めたんだよ。」って感じに響きます。
スピリットマインドに繋がって生きる事って、そんなふうに感じる事だよなぁ、、と私はちょびっとづつ実感しています。
やっと肉体を使えるようになったら、今度は頭が追いつきません。
自分が今まで生きてきた世界が、フェイクだった事を突きつけられても、すぐには受け入れられず、パニックになって気を失います。
それでも、なんとか納得をすると、今度は仮想現実を使いこなすための教育プログラムをどんどんロードしてもらって、柔術やら、カンフーやらの格闘技をマスターする魅力に魅せられていきます。
その過程では、「あれ?仮想空間で息を切らすって、おかしくない?」とか、「この時空間では、早く動く事に筋肉の優劣って関係ないんだ」とか、いろんな気づきを得て、思い込みから抜けていきます。
どんどん心が自由になって、ビルからビルに飛び移ることもできるようになります。
なんか、この辺のくだりも、これからスピリットマインドに目覚めていく私たちの過程と重なるんだろうなぁ、、、って思います。
私がマトリックスを見て、すごく反応したことと、今、こうやってスピリットマインドのプロジェクトに関わっていることは、どこかで繋がっているのかもしれません。。。
なんてね。
映画や漫画、小説、人間の作る物語は、表現し難い何かを、ぐゎっと表現してしまうところがすごいですよね。端的な表現ではなく、モザイク模様のように絶妙に浮き立たせて、人によって見えるものが違うようなボーっとした形で表すのがまた、すごいことです。
と言うわけで、今回は、映画「マトリックス」が震源となっている響きが、未だ私の周囲にリンクを発生させている、と言うお話でした。
みなさんにもきっとそんな振動をもたらす映画があるんじゃないですか?
それ、流さずに意識を置いてみると、何かあなたの大事なところにリンクしていることに、気づくかもしれませんよ😁。
ではね~。
バイバーイ👋