自分に正直って?
こんにちは。
スピリットマインド編集部のいづみです。
スピリチュアルな教えで、「自分の本当の気持ちに従いなさい。」と言うフレーズを聞いたことがありませんか?
他人の顔色を優先して、惰性で行動せずに、自分が食べたいもの、行きたい場所、参加したいイベント、一つ一つ、自分の本心に従って決めなさい、という話の流れで、そんなフレーズが出てきます。
言いたいこと、わかります。
確かに、自分がどうしたいのか確認せずに、当たり障りのない方向に流されるように返事をしてしまう事なんて、ありがちです。
自分を押し殺して周囲に合わせてばかりいると、一体、自分がどうしたいのか、本当にわからなくなってしまうというのも、頷けます。
そうだ、しっかり自分を生きなきゃ、って、思いを新たにして、「自分に正直」というキャッチフレーズで、自分キャンペーンを始めたとします。
でも、言葉って、受け取り方によって、ほんとにいかようにもなってしまうところがあります。
例えば、、、
「約束をした時は、行きたいと思った。でも、いざ当日、その時になったら、めんどくさくなった。だから、ドタキャンをした。自分に正直になるって決めたんだから。」
これ、決めたことにひたむき、一生懸命、真面目、と言う見方もできますけど、じゃ、すっぽかされた相手はどうなりますか、っていう問題が出てきます。
こういう事って、言葉をどこの意識領域で受け取るか、が人それぞれだから起こることなんだな、って恒美さんの話を聞いててわかりました。
エゴの私(マテリアルマインド)で言葉を解釈するか、魂の私(スピリットマインド)で言葉を解釈するか。。。
魂の私(スピリットマインド)でいると、誰かに教わらなくても、良識や思いやりは自ずと発動する、と恒美さんは言います。
「自分の本当の気持ちに従いなさい。」って教えてくれたスピリチュアルティーチャーは、魂の私の領域から、その言葉を話している。
でも、受け取り手の方は、エゴの私(マテリアルマインド)で受け取って、それを一生懸命、実行している。
双方がマインドが2つあることに自覚的であれば、こういうミスコミュニケーションに注意をして、話のエッセンスの受け渡しできたんじゃないかと思います。
もし、魂の私で「自分の本当の気持ちに従いなさい。」という事をこの3次元の世界で実行しようとしたなら、魂の私は、約束をすっぽかされた人の痛みを知っているし、そんな思いを人にさせたい、とは思わないでしょう。
それでも、約束した事柄が心底、気が進まない事だったと約束した後に気づいてしまったら、その時点で、相手に本心からの説明と謝罪をして、もし、そこに損害が発生するのなら、それをカバーする申し出をする、という行動になるんじゃないかな。
そこまでの行動が伴ってくるのが、「自分の本当の気持ちに従う。」ということだと思います。
相手の人に及ぼしてしまう影響も、ただすっぽかすのとは、ずっと違うものになるはずです。
こんなに大切なポイントなのに、これまで、誰も、言葉を2つのマインドのどっちで受け取るかで、3次元に出てくる行動がすごく変わってくる、という事をいう人はいなかったんじゃないかと思います。
この手のことは、問題行動を分析する心理学とか、同じような人に会った経験とか、そういう3次元の面の上の見方、考え方で理解しようとしてきたんじゃないかな?
「どっちのマインドで?」という新しい切り口、視点が、こうやって世に出てきているのって、実はすごいことなんじゃないかと思います。
これから、この視点を持つべく、一人一人が魂の自分を育てていく事が、どんなに自分や他の人に対する理解を深め、世界を優しく変えていくことになることか。
恒美さんの話を聞いていると、その事を強く感じるのです。
というわけで、今日はここまでにしますね😁。
ではね~。バイバーイ👋💕