これからの人間関係で意識すること
突然ですが、人間関係って重要ですよね。
かつてどこかで、人の悩みの大半は人間関係だ!
と聞いたことがあります。
読んでくださる皆さんの中でも、
人間関係に悩んだことは1回や2回ではなく沢山あるよ、という人もいるのではないかと思います。
どうでしょう?
今回は、地球に今降り注いでいる新しいエネルギーが人間関係に及ぼす影響について、
恒美(ひさみ)さんが話してくれましたので、その内容をお伝えしますね。
「今までの古いエネルギーとよく循環していた人が、新しいエネルギーの循環を受け入れる事はスムーズじゃないんだよ。
社会に対してや目の前の相手に、大きな感情的反応が出てくる。
今まで自分がやってきた事を手放さず守るために、新しいエネルギーをネガティブにとることがあるからなの」
ふーむ、そうなのか……
なんだかそれって大変そうだね。
そうすると、どんな風に人間関係に現れてくるの?
「新しいエネルギーとの循環は広がりがあるので、それとスムーズに循環している人は、自然と心が広がる感覚になるから、視点も広がるのね。
でも、古いエネルギーと強く循環している人は、その心の広がりを不快に感じるの。
そして自我の意識であるマテリアルマインドが個性や価値観の違いに敏感になって、
自分が知っていること以外受け付けなくなっていく。防衛本能が働くって感じかな。
だから、人間関係はこれから難しく感じることもあるかもしれないね。
ポジティブに言うと、『それぞれの個性が花開いて〜』と言う表現になるけど、
マテリアルマインドの循環が強いと、自分と違う個性を素直に受け止めるのが難しい。
だからこれから、ちょっとの価値観の違いで相手をめちゃくちゃ拒否! ということがたくさん出てくるかもしれないよ」
うーん……なんだかそれは悲しい……
それだと、喜びとか楽しいという状態とはちょっと違う感じ……
せっかく広がりのある軽いエネルギーの時代が来たのに……
誰だって、今の時代のエネルギーと循環したいですよね?
だってその方が、創造性を発揮したりしながら、
今という時に喜びを感じて生きれるんだってことだから。
じゃあさ、新しいエネルギーと循環して、今という時に喜びを感じて生きるために
人間関係ではどこを意識したらいいの? 恒美さん。
「ネガティブに反応した時だけ気を付けて意識したら大丈夫。
『あ、私は、この人の個性と自分の個性の違いに反応している』
こんな風に自分の反応をエネルギーの流れとして捉えてみて。
逆に相手が自分に強く反応しているとしたら『この人も私との個性の違いに反応してるんだな』
と意識してみる。
この意識を育てると、エネルギーの流れが変わるの。
例えるなら、両手で引っ張り合っている糸をイメージしてみて。その糸がエネルギーの流れ。
どちらかの手を離すと、そのエネルギーの流れが維持できなくなるでしょ。
現実も同じで、張り合っている反応から離れ、意識が真ん中に戻るの。
真ん中に戻る、というのは
『良い、悪い』『正しい、間違っている』
というジャッジする意識が薄れて、そのままの現実を見始めるということ。
するとね、自分の反応を大きくしないように注意しながら、価値観の違う相手でもお互いを尊重する選択ができるようになる。
この過程を言葉にしちゃうとありきたりだったり綺麗事になっちゃうのがすごく残念だけど、
実際真ん中に戻ると、強い安堵感に住みながら選択していくことができる、みたいな……」
おお! それは素敵。
価値観の違う相手でも、張り合うのではなく
お互いを尊重してリレーションシップを取れるようになる言葉を選んだり態度を選んだり、
そんな関係を作れる自分になりたい、って思います。
その上、意識することで真ん中に戻ることができて、そうすると強い安堵感の中でお互いを尊重できるようになっていくなんて!
(それにしても、みたいな、って言った時の恒美さん、めちゃくちゃ可愛くて、皆さんにみてもらいたかったくらいです! 笑
みたいな……って表現するの、分かります。
言葉ではない感覚の世界を言葉にするのは、とても難しいです。
私たちスピリットマインド編集部は恒美さんと一緒に、皆さんに届く表現をいつも探しているような感じです……)
私はこの話を聞いて、
「よーし! 真ん中にいるようにしよう」
と意気込んだのです。
ところが最初は実際やってみると大変でした。
特に身内などの近い関係の人となると、
甘えが出るのか、特にイライラとした反応が出た時などには、真ん中にいることが難しい。
そこで私は、自分からは少し距離のあるようなこと、例えば社会のニュースを使って練習することから始めました。
もちろん犯罪や他人に迷惑をかけるようなことが良いということではないので、
社会の平和を守る意識を持つことは前提として、
その上で、なるべく「真ん中にいて見る」ことを、自分なりに心がけてみたのです。
身近な事から少しだけ距離を離したここから始めるのは、私にとっては比較的やりやすい事でした。
しばらく、そんなことを心がけているうちに、
自然と家族の言動に対して反応することが少なくなったように感じます。
以前なら「え? なにそれ? 違うんじゃないの? 」なんて反応していたことにも「ふーん、そうか、そうなんだね」くらいにしか思わなくなっていることに気付いたり。
とは言っても、反応がゼロになるなんてことはありません。
今でも、イライラしたり、え? と思ったりするたびに、「あー、私はまだこういうことに反応するんだなー」「ここは価値観が違うんだなー」
と矢印を自分の内側に向けて、意識的に真ん中にいる思考に繋がることを、日々意識しています。
そしてこれはこれからも続いていき、こうしてコツコツと気づきを重ねていくのかなと思ってる、そう言ったら恒美さんは、
「コツコツと気づきを重ねていくうちに、この真ん中の意識がともこさんになるよ」
と教えてくれました。
「コツコツは一生続いていくんだけど、気づきの入り方が早くなってくるよ。
今となってみると、当たり前になってると思うから、そういう違いって指摘されないとわからないよね。でもね、例えば5年前のともこさんとは気付き方がもう全然違うの。気づきの種類も違うよね。
今はもう『分からない、欠けている』という視点からではなく、
『分かっている、満ちている』という所から気づいている。
それを自分が認めていくことも、大事だよね」
こんな風に言われてビックリしましたが、
言われてみると確かに、以前とは見渡せる感じが違います。
うまく言えないのですが、何事にも見渡しが広くラクに見えるようになった感覚があり、
これは以前の狭くて何かが見えていないような分かっていないような感覚とは、
明らかに違います。
より良い人間関係のために始めた「気づき」も、
コツコツと重なることで、
こうして知らず知らず意識が変化していくのですね。
さて、みなさんには今周囲との人間関係の中で、
イライラしたりカチンときたりする時や、
なんだか反応してしまう人など、
気にかかってること、ありませんか?
そんな時は、今回お伝えしたことを
試してみてくださいね。
コツコツ気づきを重ねていくうちに、人間関係が改善するだけにとどまらず、
皆さん自身の意識が、気づいたら大きく広い世界に広がっているかも知れません。