「競争」や「承認されたい」のリングに上がらず社会に出る
これまでの時代のこの世界は、欲望や競争で成り立ってきました。
そこで自分が勝ち上がっていったり認められていくことも楽しかったし、
そこから得られる学びもたくさんありました。
ですから、このこと自体を否定する必要はありません。
しかしこれからは違ってくる、と恒美(ひさみ)さんは言います。
地球を取り巻くエネルギーが変わったのだと。
ですから、今までと同じように
「自分が勝ち抜いていく」「認められたい」
これをすると、苦しくなってくるのだそうです。
「だからね、
競争、勝ち負け、正しい、間違っている、
認められたい。
これからは、これらから降りて、
自分のスタンスで社会に入っていくことを、
意識してみてね」
考えてみると私たちは、
小さい頃から比較され評価されてきました。
そもそも小学校に入学してから成績表で、
1~5とか、A~Cとか、ランク付けと評価されてきましたから、
比較されたり評価されたりを、
自然と無意識に受け入れて育ってきたように思います。
でも、これからは違うんですね。
そんな「ランク付けと評価」ひいては「競争する」こういう意識でいると、それが地球を取り巻くエネルギーと合わなくなるために、行き詰まったりしてくるんですね。
恒美さんはさらに話してくれます。
「本来であれば、エゴは自分の成長のために使うものなの。
元々の意識の割合は、魂の意識50%、エゴの意識50%。
けれどこれまで、人間はエゴの割合を70-80%にして、「認められたい」「勝ち抜きたい」
これをしていたの。
でもね、今までだって、
『認められなきゃ』『勝ち抜かなきゃ」』
これをすると、社会に入るときに緊張してしまったり怖く感じたりしてしてたよね?
こういう意識の持ち方が時代のエネルギーに合っていたり、そこから学ぶことがあった時代でも、そうだったでしょ?
もうこれからは、本当にそんなことをする必要はないの。
それらを外して、ただ人と交わることや、楽しみのために社会に入ることができるんだよ」
古い価値観•信念は、
人々の意識の中に住み続けます。
だからこれからも、集団や組織に所属していると、あっという間に古い価値観に巻き込まれてしまうこともあるのではないかと思います。
そんな時には、
「『競争』や『承認されたい』のリングに上がらずに社会に出る」
どうかこの言葉を思い出してくださいね。