言葉って難しい
言葉って難しいな、って感じること、ありませんか?
私にはよくあります。
我が家は、個性も感じ方も全く違う3人が集まって暮らしていて、
言葉の使い方や受け取り方が全く違います。
なので、やりとりの中で、
こちらが意図していない伝わり方をしたり、
思いもよらなかった受け止め方をされることもしょっちゅう。
先日も、夫の話を聞いている時、
「どうして? 」「なんで? 」
と返したら、気分を害したらしく、怒ってきたのです。
私としては彼の気持ちが分からないから理解しようとして聞いているだけなのに、なぜ怒るのかが全く理解できません。
夫は言います。
「そういう言い方って、間違っていると責められているみたいに感じる」
ええっ? そうなの?
間違っていると責められているように感じるの?
ただの疑問形なのに……責めるような言葉は使ってないはずなのに……
なんだか混乱してきます。
これ、どういうことが起こっているのか知りたいなぁ、と思っていました。
その答えは思わぬところにありました。
ある日の打ち合わせで、恒美(ひさみ)さんがこんな話をしてくれたのです。
「言葉でコミュニケーションする時、言葉だけでは判断できないよね。
慰めも、同意も、アドバイスも、
言葉に入るエネルギーによって違ってくるから。
言葉自体にトゲがなくても、例えばその人の内側にジャッジがあると、相手に刺さってしまったり、緊張したり。でも裏がない人がポンと言った言葉は同じ言葉なのに笑えちゃったり」
そうか、と思った私は、
早速、夫に「なんで? 」と言った時の自分の気持ちを思い出してみました。
なんで? と夫に聞いている時、
私は確かに夫の考えが分からないから知りたくて聞いているのですが、
聞く時の気持ちをよくよく感じてみると、
「そこまで考えなくていいんじゃないの? 」
「考えすぎだよ! 」
「そこまで考えるの、おかしくないかなぁ〜」
という、ジャッジする思考が確かにあったのです!
なるほど〜! これか!
直接言葉にはしていない
こんな気持ちがエネルギーとして使った言葉にのって、相手には伝わるのですね。
皆さんにも、言葉が意図したように伝わらなかったり、行き違ったり、
時には誤解されて思わぬ展開になった、なんてことありませんか?
言葉って難しいなあ、そんなふうに思う時は、
その言葉に乗せる気持ちに意識を向けてみてください。
私はこの事を知った後も、
しょっちゅう家族の地雷を踏みます…‥汗
一緒に意識していきましょう〜