神社で参拝するときに
早いもので2022年もあと1ヶ月ですね。
皆さんにとって、今年はどんな年でしたか?
来年2023年は一体どんな年になるでしょうか。
さて、新年になると、
初詣で神社に出かけて参拝するという人は多いのではないでしょうか。
その時には、近所の氏神様に行ったり、
「合格祈願」とか「商売繁盛」とか「結婚成就」などその時の願いに応じて神社を選んで、
参拝に出かけるようなこともあるかと思います。
そんな時に、こんなことを意識しているといいよ、ということを、
恒美(ひさみ)さんが話してくれたので、皆さんにもお伝えしますね。
「神社には祀られている神様がいて、
その気質からそれぞれの神様にまつわる物語があるよね。
例えば、『この神様は美しい女神』とか『ここの神様は荒々しい男神』とか。
その気質を、左脳の想像力を働かせて、人々が色々なイメージに結びつけていったの。
恋愛の神様とか戦いの神様とか、あるいは商売繁盛の神様として、ご利益がある、ってね。
そういう神様にまつわる物語を知り知識を得ることで、その神様との繋がりをより強く感じたりする。
その反面、お作法を守らなきゃと思うあまり、ぎこちなくなっちゃうような経験もあるかもしれない。でも、神様ってそんな人間みたいに小さな器ではないよ。」
確かに、、神社ではこういうお作法でお参りしなくてはいけない、って緊張してしまうところがあるかも。
「多くの人にとって『ここの神様は荒々しいから怒らせないように』とか、
『良縁で有名な神様』っていうような物語やご利益に意識が向きがちだけど、
神社は、元々『光の質』が強い場所に建てられてるの。つまり、宇宙のエネルギーと純粋に循環されている気がいい場所ってこと。だから、そこに行くと自然と気持ちが正されるから、人が集まるようになっていく。
そして、みんなが集まるようになったから、目印として物質的なカタチとなるものを置いたのが始まり。
つまり、人々が光の質と繋がる感覚の方が先で、カタチとしての建物や偶像、祀られたものは後。
それが、いつの間にか逆になっちゃってる傾向が強いよね」
うーーん、そうだったのか。
神社は元々、気のいい場所に建てられたもので、
そこに人間のような人格を持ってる神様が目を見張っているわけではないんですね。
よく神社に行くと、個人的なお願いはしちゃいけない、感謝だけを伝えようと思って、変に緊張しちゃう時があります。
「そうね。でも、気のいい場所に行って、その時、個人的な願い事が出てきたとしたら、それを神様に素直に伝えていいと思うの。だってそれが自然なエネルギー循環だから。」
そっか、確かに。
「逆に、『これって個人的なお願い事? ここで二拍手だっけ?
お礼するの一回忘れちゃった』なんてことばかり気にしてたら、すごくマテリアル(現世的•思考的)なエネルギー循環になるから、マテリアルの小さなエネルギーの範囲でしか繋がることができないの。
それよりも『この場所の良い気を感じて、たくさん循環しよう』という気持ちで行くと、
マテリアルな自我の意識を越えた宇宙意識に繋がりやすくなるから、その場所の光の質を純粋に循環することになる。宇宙意識と繋がるとね、願い事が叶うんだよ。
これが私のオススメの神社参拝法。」
そうなんですね。私たちは神社に行くと、
こうしなきゃダメって言われるから、
ついつい参拝のお作法の方に意識を取られてしまいますが、そこを気にするより、
気の良い場所と繋がる感覚の方を意識した方が良いんですね。
その方が、実際にご利益を受け取ることができると言うわけです。
「あと、もう一つ付け加えるとね、神社がご利益を授けてくれるわけではないの。
宇宙と循環した気の良い土地の波動と意識が共鳴した結果、願いが叶うの。
だからね、軽やかな無邪気な心で行くと良いよ。
そうすると、自分の真の願いが叶うから」
そっか、お作法がどうとか気にして神様を恐れ多く感じる必要はなかったんですね。
それよりも、軽やかな気持ちで楽しんでいることが大切だったんですね。
恒美さんは、エネルギーの世界で思いの一番強いものが一番表に出てくるから隠せない、と言います。これを聞くと神様相手では、どんなに取り繕っても隠すのは無理だなって思います。
「そう! 無邪気が一番。神様がいるとしたら、その存在は太っ腹。
自然とありのままでいたら繋がれるよ。正直に自分らしくあることが、神様に対する礼儀」
私も、お願いしたくなったら素直にお願いして、その場所の良い気と繋がろうと思います。
みなさんも、新年の初詣の時に、ぜひ意識してみてくださいね。