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スピリットマインドという意識

スタッフのブログ 編集部ともこ

こんにちは。
スピリットマインド編集部のともこです。

「我思う、故に我あり」
っていう言葉をご存知ですよね。
17世紀のフランスの哲学者であるデカルトの有名な言葉です。

思考=自分、としたこの言葉は、
理性(思考)で真理を追求しようという近代哲学の始まりを表しているとされていて、故にデカルトは近代哲学の祖と呼ばれています。

ところがそれから300年くらい経って、
同じくフランスの哲学者サルトルがあることに気づきました。
そのことが、エックハルトトールの有名な著書
「ニューアース」の中に書いてあります。
「デカルトの誤りからサルトルの洞察へ」という項です。
その内容は、以下の通りです。

「我あり、と言っている意識は、考えている意識とは別だ。
自分が考えていることに気づいた時、気づいている意識はその思考の一部ではない。別の次元の意識だ。その別の次元の意識が、我あり、と言う」

そうなんですよね。
まるで自分の顔を自分の肉眼で直接見ることはできないのと同じです。
その人の中に思考しかなければ、思考していることに気づくことはできません。
思考に気づける意識は、思考とは別のものです。

エックハルトトールはこの本の中で、
「サルトルの洞察は深かったが、しかし依然として彼が自分と思考を同一化していたために、自分の発見の真の意味、つまり新しい次元の意識が生まれたことに気づかなかった」
と書いています。

思考に気付き我ありと言っている、思考とは別の新しい次元の意識。
それってなんでしょう?

恒美(ひさみ)さんは言います。
「人は 2つのマインド を持っているのに、そのうちのひとつ、自我と繋がっているマインドばかりが使われている。もう一つのマインドは あることすら忘れてしまって眠っている状態。
このマインドと繋がらないことが人生に苦しみを産んでいる」と。

恒美さんは、この眠っているマインドを「スピリットマインド」と名づけました。

私はこの本に書かれている思考とは別の次元の新しい意識が、
「スピリットマインド」であることに気付きました。
これからの新しい時代に、今までとは全く違う意識で生きることを必要としている私たちに、その意識に気付いたり到達したりした人たちが様々な形で伝えてくれているのですね。

時代が移り変わり、全く異なる環境や社会に変化した今でも、かつて生きた人々の言葉が私たちの心にストレートに響くのは、彼らが根底にある「真理」を見つめていたからなのでしょう。

恒美さんは、
「真理とつながった言葉はたくさんあるけど、エネルギーで視ると一つのエネルギー。この世界は、それを様々な角度から表現できる素晴らしい世界」
と言っています。

昔は、「真理」を探究する人のみが達した意識だったのが、
今は、誰もが「真理」とダイレクトに繋がった意識を持てる時代になっている、とも。

そう、今読んでくださっている皆さんも、
これから今までとは全く違うこの意識に繋がって生きていくことができるのです。

その意識につながったら、きっと今よりもずっと深く、より拡がりのある感覚で生きていけるのではないでしょうか。
私はその感覚で生きる今後の人生が楽しみで仕方ありません。

皆さんは、そんな意識に繋がって生きる人生は、
どのような人生になると思いますか?

 

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